| 1. 会長からのメッセージ Gregs Thomopulos 会長 |
■地球規模の課題−持続可能な解決法
ダボス会議をもって私のFIDIC会長としての任期が終了する。ちょうど良い機会であるため、この2年間と我々の業界の状況について振り返りたい。特に、アフリカ、アジア、ヨーロッパ、そしてアメリカなど多くの国々を襲った世界的な景気後退の結果、我々が直面した問題について話そうと思う。経済は、2年前に多くの人々が想像していたよりもずっと長い間低迷を続けているが、多くの国々の経済は1年あるいは2年後には回復し、過去10年間のような成長水準まで回復することができるであろう。
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FIDIC会長 Gregs Thomopulos
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| 2. 会計報告 FIDIC会計局長
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2010年までのFIDICの会計は、100,000CHFの赤字予算に対して、36,113CHFの黒字を捻出した。黒字額により、積立金は合計1,759,181CHFに増加した。登録料を主とする前受(まえうけ)収益を含め、資産は2010年末に総額3,298,398CHFとなった。総収益は、前年を大きく上回ったが、これは純利益ではなく、出版活動やイベント活動等に関係する収入および支出会計の方針変更によるものである。
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| 3. 世界規模の協会活動 |
ニューデリーで開催された2010年の年次総会(GAM)において、3カ国の新規会員の加入が承認された。新規加入したのは、ブラジル、モンテネグロとウズベキスタンであり、これでFIDICの会員数は86となった。 >>もっと詳しく(抄訳全文PDF)
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| 4. 国際行事と情報交換 |
2010年のニューデリー大会は「Managing Innovation-The Way Forward」(コンサルタント業界のイノベーション ‐将来展望)というテーマの下、素晴らしい成果を収めた。発表者は気候変動が顕在化し、世界経済が停滞する環境下、2009年のロンドン大会での議論を引き継ぐ形でテーマに取り組んだ。ニューデリー大会の参加者は65カ国からの総勢700名であった。 >>もっと詳しく(抄訳全文PDF)
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| 5. ビジネス実務 |
FIDIC 契約委員会は活動の拡大を続けており、委員会に属するいくつかの作業部会は、既存の文書を更新するだけでなく、新しく図書を出版する準備で多忙な1年となった。
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>>2010年から2011年にかけて発行された新刊はこちら
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| 6. FIDIC会員協会 |
>>FIDIC加盟国マップを掲載(抄訳全文PDF)
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| 7.能力開発 |
FIDIC能力開発委員会により新しい教育プラグラムが作成されている。本プログラムは管理能力と品質確保を強化するように特に配慮されており、発展途上国の経験未熟な幹部に対して、FIDIC会員会社の経験豊富な元幹部がマンツーマン形式で指導する。対象国は、まずコンサルティング・エンジニア(CE)の定着していない国、それから、CEの伸び代のある国である。 >>もっと詳しく(抄訳全文PDF)
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| 8. 品質管理 |
世界標準化機構(ISO)は「品質管理の概念:今後SC2作業部会で検討すべき概念の分析」を発表した。これは2015年までに出版されるISO9001品質管理基準改訂版の改訂計画の基本コンセプトに関する議論を促進させる目的がある。この中で最も重要で新しい検討項目は、統合されたリスク管理の必要性についてであろう。品質の構築には、リスクを基準においた考え方、特に品質基準に達しない可能性についての品質管理を含めた組織の様々な管理システムの基本側面であることを、まずはっきりさせる必要がある。
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| 9.リスクと責任 |
コンサルタント会社が実施するプロジェクト策定の中で、リスク管理は依然として重要な要素である。様々なリスクを理解し、管理に最も適した関係者にリスクを割り振ることが、我々の産業界に突きつけられた課題であり続けている。そして、この産業界では、しばしばコンサルタントにリスクを転化しようとしているのである。FIDICリスク管理委員会により作成された政策綱領(policy statement)の改訂版では、リスク管理に対する公平かつバランスの取れた取り組み方を理論的に説明するだけでなく、リスク軽減のためのガイドラインをも提示している。 >>もっと詳しく(抄訳全文PDF)
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| 10. FIDIC大会 |
FIDIC 大会は、コンサルティング・エンジニヤ業界の一番の交流イベントである。この業界に従事している世界のコンサルティング・エンジニヤの協会、企業、パートナー、専門家が、90以上の国から集う。
2012年のFIDIC 大会は韓国のソウルで開催される。その大会の主要テーマは「-Beyond green- a new paradigm −緑の向こうに− 新しいパラダイム」である。
2013年9月15日〜18日にバルセロナで開催されるFIDIC100周年大会の立案作業が継続して行われている。
この重要な行事を祝うイベントの一つとして、FIDICはある特別な賞を検討している。
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| 11. 持続可能性 |
2004年に公表されたプロジェクト持続性マネジメント(Project Sustainability Management :PSM)以来、議論の飛躍的な進展は認められた。しかしインフラの真の持続可能性に関する議論は、かなりの混乱がまだ残っている。クライアントと社会の要求への取組みとしてFIDIC持続可能な開発に関する委員会は、業界の最新の考え方を修正し、アップグレードしている。 >>もっと詳しく(抄訳全文PDF)
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| 12. 公正管理 |
FIDICビジネス公正管理システムの略語BIMSは、「建物情報モデリングシステム(Building Information Modeling System)」と広く混同されるようになり、「FIDIC公正管理システム(FIMS)」と名称を変えることになった。
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| 13. FIDIC 事務局 Enrico Vink, FIDIC専務理事 |
FIDICに14年間貢献した前事務局長Peter Boswell博士の退任に伴い、事務局は組織改革に取り組んできたが今後も更なる改革を続けていく。
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